いまだ木鶏たりえず

坂を早く登りたい。ヒルクライム練習を通じて人としても成長したいお猿のつぶやき

推定FTP測定 

 はじめまして、今日からブログを始めたいと思います。自転車トレーニングの記録を主に残していきたいと思います。また日々の生活で心に残った言葉をわすれないうちに時々記事に残していきたいと思います。このブログをみてくださった方の何かしらの役にたてることがあれば、幸いかなと思っています。よろしくお願いします


パワータップ(PT)が我が家に到着しました。PAXCYCLEさんで手組してもらったホイールのハブをそのままPTハブにしてもらいました。早速ローラー用のタイヤとチューブをはめてローラー台にセット。FTP(1時間全力でロードバイクで走った時の平均パワー)を早速測定。 


 FTPの測定方法をまずはいくつか紹介 

① 20分TTを元に推定FTPをだす。(コーガン方式) この方法もどうも2つあるようです。 


 ⑴ アップ(10-15分)→5分全力走→レスト→20分TT→ダウン 


 5分走を20分TTする前に行うのは、できるだけ無酸素系運動の影響を5分走で除去しておいてから有酸素系運動の限界値であるLT値を測定しようという意図があるようです。またついでに5分走でVO2MAXの値もだせるというメリットもあるようです。ただかなり測定自体はハードのようです。この方法により出た20分走の平均パワーを95%(97%とすることもあるようです)した値が推定FTPとのことです。 


 (2) アップ(10-15分)→レスト→20分TT→ダウン    

 いきなり20分TTを測定する方法です。(1)より測定は短く楽なようですが、上記の理由で実際のFTPを測定する条件より無酸素系運動の影響が強くでるため20分TTの91%を推定FTPとするようです。


 ② MAPテスト 

 アップ後、1分インターバル(150wから開始)から開始して1分ごとにワット数を25wずつあげていき、限界に達した時の最後の1分の平均パワーをVO2MAXの値とする。その75%値を推定FTPとする方法のようだ。FTPは通常のホビーレーサーでは代替VO2MAXの75%程度となるというデータからこの方法がFTP値を求める根拠となっている。しかしながら難点はよりトレーニングを積んでいくと最大FTP値はVO2MAX値の90%近くまで発揮できるようになるということが言われており、人によってはこの方法で計算した推定FTP値が実際のFTP値大きくずれている可能性があるということらしい。ただし、測定時間は上記のものより少なくすむので、繰り返し測定しやすい。またVO2MAX値を上記より正確に把握できるというメリットもある。 


 ③ 実際に60分走を測定する 

 文字通りFTPの定義のため一番正確だが、何度も繰り返し測定できない。 


推定FTP値測定 

 今回はFTP値を①-(2)の方法(単純20分TT法とする)で測定することとした。 

理由: 

 ネット上の自転車トレーニングおたすけ計算機というサイトで、去年自転車を始めてまだ間もないころに参加した伊吹山ヒルクライム(1時間10分)の値をほぼ実際のFTPと仮定してパワーを計算した。さらに葡萄坂(柏原市にある信貴山系のヒルクライムコース)での当時のタイム約18分の推定パワーを20分TT平均パワーと仮定し同様に同サイトで計算した。この値の91%値を推定FTPとすると、先ほど計算した伊吹山ヒルクライムでの平均パワーとほぼ値が一致したため、それほどこの単純20分TT×91%を推定FTP値としても間違いではないのではないかという印象をうけた。 
 またこの方法なら頻繁にFTP値を確認しやすいこともメリットだった。


 結果 :
20分TT 203W

推定FTP値 185w


 この値を基準にして今後パワートレーニングをしていきつつ、時々推定FTP値を測定していこうと思う。まずは目標は来年の伊吹山ヒルクライム。はたしてどれくらい去年より成長しているか楽しみ。

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